社名 | 浅見株式会社 |
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代表 | 代表取締役社長:浅見儀明 |
事業内容 | 裏地・中着の製造・販売 |
加盟団体名 | 京都織物卸商業組合 着物アルチザン京都 |
本社 | 京都府京都市中京区鯉山町509 ディオヒルズ102号室 営業時間:9:00~18:00 休日:土曜・日曜・祝日 TEL:075-708-5304 FAX:075-708-5314 |
工場 | 福井県坂井市春江町江留上昭和135 営業時間:8:15~17:15 休日:土曜・日曜・祝日 TEL:0776-51-0447 FAX:0776-51-1605 |
1949年 | 浅見靖三 京都室町二条にて呉服問屋を創業 |
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1950年 | 室町六角へ移転、浅見株式会社を設立 |
1951年 | 主力商品を裏地へ転換、販売地域を全国へ拡張 |
1966年 | 室町の本社を改装 |
1970年 | 福井(春江)に染色工場完成 八掛の生産から販売までの体制を確立 |
1976年 | 浅見儀明社長就任 |
1998年 | オリジナル長襦袢「未来襦袢」の発表 |
2017年 | 室町本社ビル新社屋完成(ビルの老朽化のため建て替え) こどもKimono Clover発表 |
きものの裏地を専門に商いして70年になります。福井に染色工場を有し、製造から販売まで一貫した製造卸の企業です。特に長襦袢はデザイン、生地、染色において高い評価を得ています。絹物を扱うことはとても高貴な事です。多くの人の手間を経て商品が出来上がっていることもありますが、素材である生糸の生産には驚きます。
繭の目方は2g、保存のために乾燥した繭は1g、蛹などを取って糸になるのは0.4g程です。きもの1反分が680g(900gの生糸必要)とすれば2,600個もの蚕(かいこ)が必要で、育てるための桑は100kgにもなります。当社の扱う裏地(八掛地と胴裏)でさえ1200個程の蚕を必要としますから、とても貴重な織物だと云うことです。
さて、単に裏地と云っても裏地には使命があります。
それは、表地を守り、きものを引き立て、着やすくすることです。
ではなぜ八掛地と胴裏地があるのでしょうか?
八掛地は裾さばき良く丈夫であること。
胴裏地は軽くて表地とのなじみのあるもの。
裏地であっても機能が全く異なるのです。
そのような裏地の使命を追求し、見てくれではなく機能を最優先に考え、現在のニーズにあわせた商品づくりに徹しています。裏地は陰に隠れた商品と思われがちですが、きものにはとても大切なものであり、おしゃれと気品が漂っています。
あさみの裏地の感触をお試し下さい。